チャコガエル｜繁殖・産卵
繁殖・産卵
分類・両生綱・無尾目・ツノガエル科・チャコガエル属
学名・Chacophrys pierotti
別名・チャコホーンドフロッグ、チャコブロウイングフロッグ
分布・アルゼンチン北部、パラグアイ、ボリビア
サイズ・4～7cm
特徴・乾燥傾向の草原と開けた森林で構成される“チャコ地帯”に生息する地上性種で、本種のみでチャコガエル属を形成する一属一種のカエルです。色彩は緑～褐色をベースに、暗色の斑紋が入ります。眼上のツノを欠くことと丸みの強い独特の体形からクランウェルツノガエルとネコメタピオカガエルとの野外交雑個体群として扱われていたこともあります。
- 繁殖
- 雌雄はオスの親指が太くなることと、メスのほうが大型化することで判別できまが、近縁属のツノガエルと比較し流通頻度は少なく、繁殖難易度はそれらより高いようです。幼生は草食性も強く、湯通ししたホウレン草や小松菜などもよく食べますが、近縁種と比較し水質の悪化に敏感なため換水などメンテナンスはこまめに行いましょう。
- 産卵
- 野外では雨期に1産卵につき500個ほど産みます。
